進化する「お米」Tag
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生活の一手間をなくしてくれる「無洗米」。水に浸けると少し濁りますが、これはお米のでんぷん質が溶け出したもので、洗わずそのまま食べるのがよいそうです。ところがこの無洗米、実は家事をラクにするためでなく、環境保護のために発明されたことはあまり知られていません。前回の石抜機の話に続いて、東洋ライスの雜賀慶二社長に伺いました。
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精米機の取材で東洋ライスの工場に行くと、大根をおろす時に使う「おろしがね」を大きくしたような金属板が置かれていました。これが何かを聞くと、案内してくれた社員さんが「石抜機(いしぬきき)です、当社の原点となった機械なんですよ」と嬉しそうに話します。そして、知られざる事実を聞きました。彼は「これが発明されるまで、お米には石が混ざっているのが当たり前だったんです」と言うのです。