【特別寄稿】その1―コメの加工の仕方によって、人の健康に重大な影響を与えるなんてあり得ないとの誤解



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これは誤解というよりも、世の中の殆どの人は、コメは加工の仕方によって、それが人の健康にとっても重大な影響を与えるとのことを知らないし、しかもコメの加工の専門業者である精米業者自らが『我々は、しがないコメの皮むき屋だ』と謙遜か卑下か知らないがそのようなことを宣ってるし、また学者、政治家、お役人らですらその事を知らないような状況であるから、実に困ったことである。

糖質32%オフ、白米感覚で食べられる「金芽ロウカット玄米」(写真は東洋ライス提供)

それは医師は栄養学を学んでいないし、栄養士は医学を学んでいないことと、学者でもコメの加工と人の健康というテーマでの研究者が極めて少ないからであろうが、食品の中でも主食のコメについて、その加工の仕方が人の健康にとてつもなく影響しているのに、そのことが識者にさえ理解されていないところが、今日の我が国の病人の多発と、医療費の膨張による国難を招いていると私は思っている。この件は最も重要なことであるのと、後記の25項のところと絡むので、そこで纏めて説明をすることとする。

 

「目からウロコ 『コメ』って こんなに誤解されていたんだ!」――その2に続きます

 

<文>

東洋ライス株式会社 代表取締役社長

東京農業大学客員教授

雜賀慶二さん