人気ブランド米として知られる「ゆめぴりか」は、北海道生まれのお米。「日本一おいしいお米を作る」ことを目指して開発され、特Aランクを連続受賞するなど、その味には定評があります。昭和の時代には米作りに向いていないとまで言われた北海道の地から、大ヒット米「ゆめぴりか」が誕生した理由やその魅力をご紹介しましょう。
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「WITHコロナ」の生活で外出が激減し、おうちでご飯を炊く機会が増えた方も多いでしょう。「お米を研ぐ」手間も、頻度が上がればちょっと面倒。そこで「研がずに炊ける無洗米を使ってみたいけど?」という方のために、今回は無洗米の解説をします。精米技術が進んだため、昔のイメージとは違うようですよ!
関東と関西ではエスカレーターの立ち位置が左右逆という話は有名ですが、和食の配膳にも違いがあると知って驚きました。ご飯を美しくおいしくいただくためにも、和食の基本マナーはしっかりおさえておきたいもの。今回はご飯やおかずの正しい配膳マナーから関東と関西でどんな違いがあるのかまで、検証してレポートします。
1995年まで、お米の価格は政府が決めていたんですよ。流通するお米の一部には、生産者や農協が価格を決める「自主流通米」もありました。しかしほとんどはおいしさを示す「等級」別に政府が価格を決め、これら一般的に「政府米」と呼ばれるお米が流通していたのです。では、現在はどうなっているのでしょうか。
天災は忘れた頃にやってくる――関東大震災を経験した科学者・寺田寅彦の言葉です。私たちは自分が生きるためにも、関東大震災が起きた9月1日と東日本大震災が起きた3月11日を「備えが万全か確認する日」にしてもよいかもしれません。そして実は!「こめペディア」の主人公であるお米も、災害時には頼りになる存在と言われているのです。お金をかけず賢く備える方法を解説します。
2021年11月24日、「こめペディア」編集長・夏目は、和歌山市で行われた東洋ライス60周年記念記者発表会に参加してきました。「お米の業界が変わる大発表がありますよ」と聞いていた通り、彼らは『玄米エッセンス(仮称)』の発表と前後し「コメ流通に使う紙袋をリサイクル可能な“統一フレコン”に切り替える」と言うのです。実はこれ、大ニュース!計画の全貌を聞いてきました。
2021年11月24日、「こめペディア」編集長・夏目は、和歌山市で行われた東洋ライス60周年記念記者発表会に参加してきました。「お米の業界が変わる大発表がありますよ」と伺い、はるばる東京から和歌山まで行ってみると、まずは『玄米エッセンス(仮称)』を販売すると言います。世の中では長く「玄米を食べると健康になれる」と言われてきました。そして『玄米エッセンス』は、精米の技術を進化させ、玄米の栄養の源となる部分だけを取りだしたものだと言います。同社60周年記念記者発表会レポート、第1弾をお送りします。
お米のおいしさを堪能できる日本のソウルフード・おにぎり。食の多様性に寄り添えるエシカルフードとしても世界で注目されています。呼び方の由来は?どこから来て、どこへ向かう?二千年の歴史をちょっとのぞいてみましょう。
今回は、大ヒット商品「ごはんですよ!」をはじめ、ついついご飯がすすんでしまう商品ラインナップで知られる株式会社桃屋さんを直撃取材。ご飯のおともとして日本中で愛され続ける商品が誕生するまでの、エピソードや工夫をお話しいただきました。
300種類以上もの品種がある日本のお米。今回はよく売れているお米や地域の有名米の中から、気になる11品種をピックアップ!あなたはいくつ知っていますか?
人気ブランド米として知られる「ゆめぴりか」は、北海道生まれのお米。「日本一おいしいお米を作る」ことを目指して開発され、特Aランクを連続受賞するなど、その味には定評があります。昭和の時代には米作りに向いていないとまで言われた北海道の地から、大ヒット米「ゆめぴりか」が誕生した理由やその魅力をご紹介しましょう。
日本で一番有名で、日本で一番たくさん作られているお米、それがコシヒカリ。そんなコシヒカリは、かつて失敗品種として消える運命にあったことをご存知ですか?今回は、コシヒカリが完成するまでの物語や人気の理由について、たっぷりレポートします!
ごはん好きならちょっと知っておきたい、お米に関する雑学データのあれこれ。特においしい銘柄って?お米の格付けの出どころは?どこでみんな買ってる?次のお米選びの参考に!
「新米入荷しました」の案内に、心躍る季節となりました。温室栽培などで旬の食材の変化がとぼしくなった日本の食卓に、新米は変わらず旬の幸せを届けてくれる存在です。今回はそんな新米について、入荷の時期やおいしい炊き方まで調べてみました。お米の進化にあわせて、新米の常識もいろいろと変わっています。新米の炊き方は知ってるよ、と思われる方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
タイ料理やシンガポールライスなど本格的な専門店も増えて、日本のアジアンフード人気はすっかり定着。そこで使われているのが、いつものお米より細長い外国種のインディカ米です。日本で主流のお米とは品種が違い、その独特の味わいにはまってしまった人も少なくありません。今回は、個性豊かで魅力的なインディカ米について、その特徴からおいしい炊き方まで調べてみました。
お米に関する衝撃的なニュースが続いている。「米余り」が起き、生産者が出荷の際にJA等の集荷業者から受け取る「概算金」が大幅に下落、しかも農林水産省は、2021年秋に収穫される主食用米の作付面積が前年実績から6万ヘクタール以上減少する見通しだと発表している。これは日本の田んぼが5%近く減ってしまう衝撃的な数字、今、日本の米作りの現場では何が起きているのか。
お米を買った時の袋に入れたまま保存している方、いらっしゃいませんか? お米は適切に保存しないと、傷んだり、味が落ちたりします。今回は正しいお米の保存方法をお伝えします。
お米のメディア「こめペディア」、今回の記事は精米についてです。田から収穫されたお米は「籾(もみ)」に包まれているところから「籾すり」を経て、「玄米」になり、そこから「精米」を経て「白米」になり、ようやく食卓に届きます。そして、この工程には日本人の英知が詰まっているのです! 精米機メーカーである東洋ライスの方にお話を伺いました。
「お米づくりには88もの手間がかかる」と聞いたことはありませんか? 「米」の漢字を分解すると「八十八」になるからで、かつ「だから食べ物を粗末に扱ってはいけない」という日本人の倫理感も表しているのでしょう。でも、かかる手間の数は本当に「88」なのでしょうか? 「こめペディア」編集長の私・夏目幸明が農業機械メーカー・井関農機の方に伺ってきました。
今回は日本の歴史とお米の関わりについてのお話です。なかでも今回は、お米の単位のお話。なぜお米を量る時、今も「1合」や「1升」といった単位が使われるのでしょうか? この不思議をひもといていくと、私たちのご先祖様がどんな生活を送ってきたのか、その横顔が見えてきます。
生活の一手間をなくしてくれる「無洗米」。水に浸けると少し濁りますが、これはお米のでんぷん質が溶け出したもので、洗わずそのまま食べるのがよいそうです。ところがこの無洗米、実は家事をラクにするためでなく、環境保護のために発明されたことはあまり知られていません。前回の石抜機の話に続いて、東洋ライスの雜賀慶二社長に伺いました。
精米機の取材で東洋ライスの工場に行くと、大根をおろす時に使う「おろしがね」を大きくしたような金属板が置かれていました。これが何かを聞くと、案内してくれた社員さんが「石抜機(いしぬきき)です、当社の原点となった機械なんですよ」と嬉しそうに話します。そして、知られざる事実を聞きました。彼は「これが発明されるまで、お米には石が混ざっているのが当たり前だったんです」と言うのです。
こめペディア創刊にあたり、夏目編集長からのご挨拶